＜難所と知れた10番ホール＞

一番最初の設計時は、水郡線の向こう側の照田コースからの途中のホールだったため、難易度のあるホールでも問題はありませんでした。

その後、山方コース新設に合わせて、スタートホールとしての10番となりました。

しかし、スタートホールとしては難易度が高すぎる事に…。

難易度を易しくする為に、途中の谷の深さを半分にしたり、セカンドIPの左側を拡張するなど、オープン当初よりは対応はしてみたものの、このコースに慣れていない人が回るとかなり苦心されています。

そこで、ティーショット右側の小山とその先の大きな山(8番ホール右側でもある)の樹木を伐採する事にしました。

その後、小山の高さを半分くらいまで下げる工事をします。

設計上は、最初左に打ち、2打目は右に打ち、3打目は左に打つジグザグのホールですが、飛ばないと右側が見えにくいので、どうしても右狙いきれなくて、左のOB方向にいきやすくなっていました。

今回の工事は、今よりもティショットを右側に打っても大丈夫なようにすることと、2打目地点で右方向に打ってもらいやすくなるよう景観を良くする事です。

難しいホールには変わりはありませんが、初めての人にもフェアと言われるホールにはなると思います。

※工事の途中経過の画像です！

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